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技術資料

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SI単位  ステンレスの表面仕上 キー溝  ハメアイ  計測制御

耐食性材料EADLINE

工業材料の腐食特性

腐食 金属と周辺環境に起こる化学作用のこと。結果とし金属の性質を変化さてわけだが、悪影響を与えていることが多く、一般的には錆びが発生していなくても少しずつその材質を消耗していく様子を示す
さび 腐食と混合されてしようされているが、主に水和鉄酸化物から構成される肉眼でも見える、腐食生成物を示す。

腐食は主に酸性、アルカリ性環境のもとで起こり、中性下で腐食が起こるのは裸使用の鉄だけである。

工業材料の耐性
ステンレス鋼 鉄にCrを加えたものを一般的にステンレスと呼ぶ。
CrはFeと対照的に高アルカリ、高酸性の中以外では耐食的である。Feに12%以上のCrを合金することで同じ状態を再現できる。
代表的なSUS304は18%のCrを含んでいる。
アルミニウム 自然環境下においてはほとんど腐食することはない。特にAl、Al-Mg、A-lMn系が優れている。ただし、アルカリ性には著しく弱く、pH12以上のコンクリート、セメント、モルタル等の環境中ではカソード腐食を引き起こす。
チタン 重量が軽く、強度があり、さらに耐腐食性もあるが経済的には高コストなので一般に広くは普及していない。
広い条件下で高い耐食性を発揮し、酸化性環境で良好な耐食性を示す。

代表的なステンレスの特徴
SUS304 最も普及している。18Cr-9Ni鋼
SUS316 SUS304 にNi増量 Mo添加してさらに耐食性を向上させた材料。特に耐硫酸性、耐局部腐食性に優れる。18Cr-12N-2.5Moi鋼
SUS316L SUS316から炭素成分を少なくして溶接性を向上させたもの。Cの低減は溶接中の熱によるCr炭化物の析出を抑制する効果がある。
SUS317 SUS316のMo量を高め、耐酸性をさらに改良したものです。用途は、耐酸性が必要な化学工業設備などです。
SUS317L SUS316のMo量を高め、耐酸性をさらに改良したものです。極低炭素型なので溶接のまま使用できます。用途は、耐酸性が必要な化学工業設備などです。
SUS430 17Crのステンレスでニッケルがないので安価。しかし溶接性は悪く、構造部には使用しにくい。

強酸に対する耐性
硫酸 SUS304では低濃度、高濃度域の硫酸中で腐食が起こる。しかし、適度の酸化剤がある場合には中濃度の硫酸でも腐食が起こる。
常温で中濃度でも腐食を起こさないステンレスとして、20Cr-30Ni-Cu-Moがある。
硝酸 SUS304では腐食するので、20Cr-30Niなどが使用される。
塩酸 3つの中でも最も腐食が起こりやすく、経済的な意味でにあまりステンレスを使用されることがすくない。有機系材料が多くで使われている。

ステンレス鋼の化学成分 %
   JIS
相当記号
(鋼種)
Si Mn Ni Cr Mo その他
オ|ステナイト系 SUS303 ≦0.15 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.20 ≦0.15 8〜10.00 17〜19.00 ≦0.60
SUS304 ≦0.08 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.045 ≦0.030 8〜10.50 18〜20.00
SUS304L ≦0.030 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.045 ≦0.030 9〜13.00 18〜20.00
SUS316 ≦0.08 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.045 ≦0.030 10〜14.00 16〜18.00 2〜3.00
SUS316L ≦0.030 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.045 ≦0.030 12〜15.00 16〜18.00 2〜3.00
SUS317 ≦0.08 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.045 ≦0.030 11〜15.00 18〜20.00 3〜4.00
SUS317L ≦0.030 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.045 ≦0.030 11〜15.00 18〜20.00 3〜4.00
SUS321 ≦0.08 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.045 ≦0.030 9〜13.00 17〜19.00 Nb≧5×C%
SUS347 ≦0.08 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.045 ≦0.030 9〜13.00 17〜19.00 Nb≧10×C%
フェ|ライト系 SUS405 ≦0.08 ≦1.00 ≦1.00 ≦0.040 ≦0.030 ≦0.60 11.5〜14.50 AL:0.10〜0.30
SUS410L ≦0.030 ≦1.00 ≦1.00 ≦0.040 ≦0.030 ≦0.60 11〜13.50
SUS430 ≦0.12 ≦0.75 ≦1.00 ≦0.040 ≦0.030 ≦0.60 16〜18.00
SUS434 ≦0.12 ≦1.00 ≦1.00 ≦0.040 ≦0.030 ≦0.60 16〜18.00 0.75〜1.25
マルテンサイト系 SUS403 ≦0.15 ≦0.50 ≦1.00 ≦0.040 ≦0.030 ≦0.60 11.5〜13.00
SUS410 ≦0.15 ≦1.00 ≦1.00 ≦0.040 ≦0.030 ≦0.60 11.5〜13.50
SUS416 ≦0.15 ≦1.00 ≦1.25 ≦0.060 ≦0.15 ≦0.60 12〜14.00 ≦0.60
SUS431 ≦0.20 ≦1.00 ≦1.00 ≦0.040 ≦0.030 1.25〜2.50 15〜17.00
SUS440F 0.95〜1.20 ≦1.00 ≦1.25 ≦0.060 ≦0.15 ≦0.60 16〜18.00 ≦0.75

ステンレス鋼の機械的・物理的・特性性質
JIS相当記号
(鋼種)
引張
強さN/o2
耐力
N/o2
伸び
硬さ
HB
絞り% 密度
kg/m3
比熱
100℃
KJ/kg・K
熱伝導率
(0〜100℃)
W/m・K
熱膨張係数
(0〜100℃)
×10-6
磁性
SUS303 ≧520 ≧205 ≧40 ≧187 ≧50 7930 0.5 16.3 17.2 常磁性
SUS304 ≧520 ≧205 ≧40 ≧187 ≧60 7930 0.5 16.3 17.3 常磁性
SUS304L ≧480 ≧175 ≧40 ≧187 ≧60 7930 0.5 16.3 17.3 常磁性
SUS316 ≧520 ≧205 ≧40 ≧187 ≧60 7930 0.5 16.3 15.9 常磁性
SUS316L ≧480 ≧175 ≧40 ≧187 ≧60 7980 0.5 16.3 15.9 常磁性
SUS317 ≧520 ≧205 ≧40 ≧187 ≧60 7980 0.5 16.3 15.9 常磁性
SUS317L ≧480 ≧175 ≧40 ≧187 ≧60 7980 0.5 16.3 15.9 常磁性
SUS321 ≧520 ≧205 ≧40 ≧187 ≧50 7930 0.5 16.2 16.6 常磁性
SUS347 ≧520 ≧205 ≧40 ≧187 ≧60 7980 0.5 16.2 16.6 常磁性
SUS430 ≧450 ≧205 ≧22 ≧183 ≧50 7700 0.46 26.3 10.4 常磁性
SUS403 ≧590 ≧390 ≧25 ≧170 ≧55 7750 0.46 25.1 9.9 常磁性
SUS410 ≧540 ≧345 ≧25 ≧159 ≧55 7750 0.46 25.1 9.9 強磁性
SUS416 ≧540 ≧345 ≧17 ≧159 ≧45 7750 0.46 25.1 9.9 強磁性
SUS431 ≧780 ≧590 ≧15 ≧229 ≧40 7750 0.46 20.3 10.2 強磁性

種類
チタンの化学成分 (JIS? H4600)
化学成分(%)
H O N Fe Ti
1種 0.013以下 0.15以下 0.05以下 0.20以下 残部
2種 0.013以下 0.20以下 0.05以下 0.25以下 残部
3種 0.013以下 0.30以下 0.07以下 0.30以下 残部


種類
チタンの物理的・機械的性質 (JIS? H4600)
機械的性質
引張強さkgf/o2) 耐力(kgf/o2) 伸び(%) 曲げ試験
1種 28〜42 17以上 27以上 厚さの2倍/180°
2種 35〜52 22以上 23以上 厚さの2倍/180°
3種 49〜63 35以上 18以上 厚さの3倍/180°

腐食環境(触媒) 濃度(%) 温度(℃) SUS304 SUS316 SUS430
亜硝酸 5%溶液 20
アセトン    沸騰
     20 B
亜硫酸 飽和 20 A
スプレー 20 D D
アンモニア ガ ス 20〜310
アンモニア水 飽 和 20〜100 D
インク    A
エチルアルコール    20〜沸騰
塩 酸 全濃度 20〜沸騰 E E E
海 水 A A
果 汁
過酸化水素 20 B B
カセイソーダー 50 20
融体 320 D
ガソリン 20
現像液 20
炭酸ソーダ 5〜50 20
5〜50 沸騰
定着液 20 A
クロロフォルム 20
酢酸 5 沸騰 B
80 20
80 沸騰 D B
100 20
100 沸騰 B
臭酸 20 D D
蓚酸 5 20
5 20 B
10 沸騰 D D
硝 酸 5〜50 20
5〜50 沸騰 B
65 沸騰 B B
水酸化ナトリウム        
炭酸ナトリウム 5〜50 20
5〜50 65
乳 酸 5 20 B
5 沸騰 B
硼 酸 5
ベンゾール 20
弗 酸 20 E E E
メチルアルコール 20
沸騰 B
ヨード E D E
燐 酸 5 20 B
10 攪拌 20 B
硫 酸 5 20 D
5 沸騰 E E
10 20
10 沸騰 E D E
50 20 D
50 沸騰 E D E

  記号の説明
 A: ほぼ完全に耐える 腐食減量 0.1g/m2/hr以下
 B: 十分に耐える 腐食減量 0.1〜1.0g/m2/hr
 C: かなり耐える 腐食減量 1.0〜3.0g/m2/hr
 D: 僅かに耐える 腐食減量 3.0〜10.0g/m2/hr
 E: 耐えられない 腐食減量 10.0g/m2/hr以上
<注> 印は乾燥すると点食を起こることを示す。

ウェブ アニメーター

TEL 06-6437-5442
FAX 06-6437-1844

nak@awaji-pack.com

株式会社アワジ
〒661-0026     
兵庫県
尼崎市水堂町4丁目2-19

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