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アワジは粉体専門の計量充填機&スクリューコンベアメーカーです

技術資料

 フィーダ スクリューコンベア 耐食性材料 物体の比重 金属の許容応力 
SI単位  ステンレスの表面仕上 キー溝  ハメアイ  計測制御

コンベア全般の技術資料HEADLINE

スクリューコンベアの種類

小径〜大径まで スクリュー外径は小型のものから大型まで製作
 
スクリュー 
水平
スクリューコンベア 
標準式です
フレームはU型、丸型があります 
スクリュー
傾斜型
スクリューコンベア 
粉を垂直方向に搬送できます
粉の性質によって、スクリュー回転速度
羽根外径を決める必要があります 
 スクリュー
垂直搬送
スクリューコンベア
流動性の高い粉も垂直で搬送可能です。
スクリューは低速度で回転させるので、
長い全長のスクリューも製作可能です。

トナー、活性炭、その他微粉末も実績あり

他の垂直搬送と比べた時のメリット
●設置面積が小さい

●コストが安い
●貯留ホッパーは大型のものも製作可能
●上側の粉の排出部の大きさが小さい

 
垂直搬送スクリューコンベア 
2軸
スクリューコンベア 
繊維が混入していたり、付着性が高く、スクリュー羽根と共回りするような粉のための処理です。   2軸スクリューコンベア 
脱気型
スクリューコンベア 
粉のかさ比重を高める装置です。圧縮スクリューと真空ポンプを使って、空気を多く含んだ粉から空気を抜きます。モータの負荷、真空圧力を電子制御して安定した運転ができます。   
縦型スクリュー  タンクに貯めた粉を縦型スクリューにて定量排出します。定量性が大変優れています。   
掃除対応
コンベア 
上下共にフレームを開放型にして、掃除をやりやすくしたタイプです。  水平スクリューコンベア 掃除が安易 
タンク付
スクリューコンベア 
大型のホッパータンクにスクリューコンベアを合体させたものです。  タンク付スクリューコンベア はかり付スクリューコンベア 
はかり付
スクリューコンベア 
タンク付きコンベアにハカリを付けて各種制御を行うものです。重量排出制御、定量制御、袋詰め、フレコンバック詰め等にも使用できます 

オプション

キク座  粉が排出される時の脈動をなくし、定量性を高めます  キク座 ダンパー 脱気 縦型スクリュー 
ダンパー
バタフライ弁
粉の排出口に取り付けて粉のたれ落ちを防ぎます 
真空脱気シリンダ 粉の脱気、粉のたれ落ち制御に使用。通常なら縦型オーがーではたれ落ちてしまう粉も脱気すれば縦型オーがーも使用可能です。   真空脱気シリンダー 袋クランプ 自動計量充填機
三角羽根型 付着性が高く、固結するような粉のための処理です。  三角羽根型スクリューコンベア
ドーナツ型羽根  付着性が高い粉のための処理です。付着する表面積を減らしています  ドーナツ型羽根 スクリューコンベア 
パドル羽根  付着性が高く、粘土が高い粉のための処理です   パドル羽根型 スクリューコンベア
脱水式 スクリューのケーシングにメッシュ品を使用して水分の脱水を行います   
駆動軸支持方法
片持ち型 
スクリュー軸の軸受け支持方法は通常はコンベアの両端で支持しますが、
コンベアの片側を開放させる方法があります
 
 片持ち軸スクリュー 軸受
耐摩耗処理 高度の高い粒、粉を行うときに耐摩耗処理を行います。コストの安い順に次のことが考えられます
●板厚の増加
●材質の変更 SS400→高張力鋼→SUS304→他
●羽根の外周に溶接ビートで肉盛りする

●羽根を溶射する 
耐熱処理  高熱環境下で使用することを想定したものです。軸受けの種類、材料を変更します。  

スクリューコンベアは次の目的で使用できます

粉体の輸送  通常のスクリューコンベア 
粉の定量充填 はかりにコンベアとタンクを載せて排出量を制御します 
粉の定流量充填  はかりにコンベアとタンクを載せて流量を制御します 
粉の混合  リボン型羽根をつけてタンク内で粉を攪拌混合します 
粉の脱気 圧縮  コンベアケーシングに空気を透過する金属フィルタを使用して、真空ポンプで粉の空気を脱気します 
粉から液体の分離  空気を脱気するのではなく、液体を分離します 
湿気のある粉の乾燥  大型のケースを使用して、内部に個運空気を流して乾燥させます 
粉を加熱  コンベアケースを2重にして、中に高温流体を流して加熱します 
粉を冷却  コンベアケースを2重にして、中に冷却流体を流して粉を冷却します 

コンベア設計のポイント@

コンベアの外径
スクリュー断面サイズは次のことを考慮して決定します   
  供給量   粉の排出の脈動  スクリューと粉の共回り 
 スクリュー回転数 回転が高いほど→供給大 高いほど→脈動大  高いほど→共回りしない 
 スクリューピッチ 幅が広いほど→供給大  幅が広いほど→脈動大  幅が広いほど→共回りしない 
 スクリュー外径  外径が大きいほど→供給大 外径が大きいほど→脈動大  外径が大きいほど→共回りしない

コンベア設計のポイントA

コンベアの用途 
 定量性が必要 精度を求めない時は、スクリュー自体の定量性があるように機械的に設計します
●コンベア径を小さくし、回転速度を上げる
●スクリューの排出口を2重スクリューにする
●粉が安定して飲み込むようにスクリュー径を大きくする
●粉の飲み込みが安定するようにタンクの形状を工夫する
●粉のフラッシングの影響をなくす
●粉の付着しにくい形状にする

精度をある程度求める時はコンベアにハカリをつけて流量を自動で計算し、インバータでの駆動周波数を自動修正する方法が確実です 
 計量精度の向上 重量きりだしで計量精度が必要な場合は上記に加えてさらなる考慮が必要になります。
●粉の脈動をなくす
●スクリューの速度を多段速制御する
●多段速の速度比を大きくする
●停止後の粉のたれ落ちをなくす 
コンベアの掃除  コンベアを毎回そうじしたいときはコンベアフレームの形状を密閉型の○ではなく
上面が開放されたU型にします
さらに上下面を開放型にしてふたに半円トラフをつけることもあります。

装置サイズが小さい場合は軸を片持ち支持にして、ケースを分解しやすくすることもできます 
コンベアの制御  コンベアの制御は単純に手動でオンオフを行う方法と
●時間タイマー制御
●設定重量に達したら自動停止する重量制御
●流量を自動調整する 定量制御
●レベル計でオンオフする方法

制御も工場に制御盤をおいて行う場合と パソコンから制御する方法があります 

コンベア設計のポイントB

ブリッジ
タンク内にできる粉のブリッジの防御方法 
アジテータ 
(攪拌軸) 
最も確実な方法です。タンク内に回転式のアジテータをつけて低速にて回転させます。
他の方法のように外部から衝撃を加えて粉を払い落とす方法と違い、粉をかき回すので、粉に対して圧縮を起こすことがありません。
ただし粉がなくなったときに、付着性が高い場合は壁面に粉がついて残るので、
ノッカー等で払い落とす必要があります。 
ノッカー  タンクに外部からハンマーでたたいたような衝撃を与えられます。
壁面についた粉を払い落とす能力があります。
タンク壁面に後からでもつけられるので便利です。2番目に効果があります。
コストも1、2個つけるだけなら安く済みパフォーマンスは高いです。
ただし、外部から衝撃を加える方法なので、衝撃音が大きいのが欠点です。
また粉に圧縮性がある場合、ノッカーを打ちすぎると逆効果でブリッジが起こってしまうことがあります 
加振機
バイブレータ 
モータの力でタンクに連続的に振動をくわえる方法です。
振動自体はノッカーよりも小さいのですが、連続的に振動をくわえることでタンク内の粉を安定して排出するものです。コストはノッカーよりも安く音も静かです。
連続的に使用する目的で取り付けることが多いので、圧縮性のある粉には不向きます
ただしタンク構造を変えて、タンク自体が振り子のように揺れる構造にすれば、効果が高くなります
エア ブラスト  5倍に圧縮した空気を大径ノズルから大量にタンク内に吹き込んでブリッジを壊す方法です。
コストはノッカーと同じぐらいですが効果はノッカーよりも確実です。ただし圧縮空気が粉とふれることになるので水分、空気の管理が必要です。 
スクリュー径の
大径化 
スクリューへの粉の飲み口を大径化してブリッジがおきにくくします。
この径が小さいとアジテータの大きさも限定されてしまいます。

粉体供給機の特徴

当社は計量器と充填機を組み合わせて充填計量機を製作しています。そのため計量精度、充填速度を考慮しながら供給機の大きさを選定するわけですが、その前に粉の特性、お客様の要望にあわせたコンベアを選択しています。
ほとんどの粉は衛生的な理由からスクリューによる供給を行えますが、粘土が高い、粒の大きさが粗いとういう特殊な条件がある場合はベルトコンベアを使ったりします。
名称  特徴  
スクリュー
コンベア
最も多く使われる方法である。定量性があり、発塵の処理も行いやすい。
●メリット
○定量性がある
○発塵がすくない
○スクリュー、真空ポンプで圧縮充填ができる
○完全密閉の輸送ができる
○フラッシングが起こる粉も輸送可能
○傾斜面でも使える
○屋内、屋外で使用可能
○ゴム、電気パーツがないので、高温低温あらゆる環境で使用できる○フレームにジャケットをつけることで冷却、加熱ができる
○リボンはねを加工することで、搬送しながら混合もできる
○コンベアの途中にも粉の出入り口を付けられる
●デメリット
○そうじがしにくい
○一般的には10g単位の定量性はない (当社は可能)
○長距離輸送できない(10mまで)
○ケーシングとスクリューとのスキマに残量が発生する
○密閉構造であるために粉の品種による個別の問題が発生しやすい(閉塞、音鳴り、)
他の供給方法に比べて大きなモータ動力が必要。また重要なのは粉それぞれの正確な動力計算は大変困難  当社は動力を計算可能 
 2軸スクリューコンベア
ドーナツ型羽根 スクリューコンベア 
縦型
スクリュー
コンベア
 スクリューコンベアを垂直にして供給する方法。定量性に優れているので計量精度が大変良い。容器に対して重力方向に一直線に充填するので圧縮充填が可能。
●メリット
○計量精度、発塵、メンテナンスにおいて最もバランスがよい
○計量精度がよい(5g単位)
○そうじがしやすい  ケーシングの分解が容易
○圧縮充填ができ、圧縮効率が高い
○充填口が下に向いているので横型よりも粉の付着が少ない
○スクリューケーシング内に残量がない
●デメリット
○一般的には粉の垂れ落ちが多い 当社のキク座を使えば大変少ない
○フラッシングの起こる粉に対応不可
○つぶの大きなものは噛み込みがある
 垂直スクリューコンベア 圧縮充填 計量精度 縦型スクリューコンベア
縦型スクリューコンベア 計量精度 計量充填機
ベルト
コンベア 
1つのコンベアであらゆる粒・粉に対応できる。
時間当たりの輸送料が大きい場合にも安価に対応できる。ただし最大の欠点は発塵に対する処理が必要なことです。
●メリット
○長距離輸送ができる10m以上も可能
○粒の大きいものも搬送できる
○そうじがしやすい
○1つのコンベアであらゆる粉・粒品に対応できる
○スクリューより安価
●デメリット
○傾斜面でつかえない
○発塵が多く、発塵処理にコストがかかる
○フラッシングが起こる粉はできない 
 
振動フィーダ  定量性があり、20g以下の計量も制御性が高いが、輸送可能不可能な粉・粒は上記のコンベアより少ない。
●メリット
○微量計量が可能
○発塵はベルトコンベアより少なく密閉にすることも可能
○そうじは一番しやすい
●デメリット
○長距離輸送は不可能
○輸送量はスクリューほど多くとれない  
空気輸送
当社のパッカーAPM400に限定した比較をします 
スクリューのような摩耗部品が少ないので摩耗性のある粉に適している。
●メリット
○摩耗性のある粉でも消耗度が一番少ない
○駆動部品がないので構造がシンプルになる
○駆動部品がないのでメンテナンスが容易
○粒品も搬送可能
下から上に粉を搬送できる
●デメリット
○空気輸送なので空気の分離処理をする必要がある  
自然流下  最も安価な計量機を作ることができ、かつ計量精度も1g単位で制御することができる。
●メリット
○安価
○そうじはしやすい方である
○メンテナンスしやすい
●デメリット
○粒品しかできない
○粘度が少しでもあると定量性が悪くなる  
その他の
コンベア 
バケットコンベア
スネークコンベア
チューブコンベア
そろぞれ特徴がありますが、下から上に粉を運ぶのに有効です 


ウェブ アニメーター

TEL 06-6437-5442
FAX 06-6437-1844

nak@awaji-pack.com

株式会社アワジ
〒661-0026     
兵庫県
尼崎市水堂町4丁目2-19

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【製品一覧】

スクリューコンベア
垂直搬送スクリューコンベア
袋クランプ
ピンチバルブ
扇形ゲート

フレコンバック充填機
フレコンバック連続充填機
外(内)弁用計量充填機
水平スクリュー計量充填機

縦型スクリュー計量充填機
縦型スクリュー脱気計量充填機

多種粉体配合機
脱気コンベア
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